こんにちは、しなもんです。
妊婦しながら働くのってなかなか大変です。
中でも私の場合は電車通勤をしているので、朝の通勤ラッシュ時間に電車に乗ることがとても辛く感じることがあります。
今回は通勤の工夫と通勤緩和の措置について調べたことをまとめます。
Contents
電車通勤編
健康なときですら辛いと感じる通勤電車。
体調不良になりがちで、さらにお腹の赤ちゃんも守らなければならない状況ではとても大変です。
少しでもストレスや体に負担のかからない乗り方ができるように工夫するしかありません。
- ピークの時間を外す
- 比較的空いてる車両を狙う
- 各駅停車に乗る
- 通勤ルートを変更する
- 始発駅を利用する
通勤時間はラッシュアワーよりも早くに行くか、遅くに行くか…
生活のリズムや仕事の内容によって変わってきます。
私が1人目妊娠中のときは1時間ほど早く会社のある駅まで行き、会社近くのカフェでまったり朝食を取っていました。
2人目妊娠している現在は、上の子の保育園に送る時間が決まっているので時間をずらすことは難しいです。
各駅停車のほうが混雑していないことが多いので、座れなくてもなんとかつかまる場所を確保して30分ほど我慢してます。
ちなみにマタニティマークはネットで怖い情報を見てから隠しています。
マタニティマークをしていたところで席を譲ってもらえることは少ないのですが、何かあったときにカバンから出して妊娠中だとわかるようにはしておきたいですね。
ダメなときは途中下車
具合が悪くなったときは無理せず途中下車しましょう。
私も電車の中での臭いや温度状況によって気持ち悪くなったり、苦しくなったりしました。
ダメなときはトイレに駆け込む、外の空気を吸う、水分やおやつを食べる等をして乗り切っています。
もし休憩しても回復しない、お腹の張りが治まらないときなどは休む勇気も必要です。
自分でどうにもできなくなったときは駅員さんや周囲の人に助けを求めてください。
自転車・車編
自転車、車についてはいつまで乗っていいという規則や目安は特にありませんので、継続して利用することはできます。
通勤や通院、上の子の保育園等の送り迎えなど必要なシーンも多いです。
電車とは違う点で注意が必要な部分を紹介します。
運転時の眠気や注意散漫に注意
妊娠するとホルモンバランスの影響で眠気が急に襲ってきたり、注意散漫になりやすくなります。
無理な運転はもちろんNGですが、自転車、車を問わず時間には余裕をもって出発し、周りもいつも以上に注意して安全運転を心がけましょう。
自転車運転の危険度が高いことを認識する
妊娠しお腹が出てくると自転車のバランスが取りづらくなります。
さらに子どもを乗せての運転はさらに難しく、転倒の危険が高まります。
最低限、両足が地面に着くようにサドルを調整しましょう。
雨天時や雨上がりのあとなど道路が濡れて滑りやすいとき、風の強い日は乗らないほうがいいです。
また、お腹の張りが続くときや医師から安静を指示されたときは控えましょう。
シートベルトは安全のために締める
車を運転するときは自分自身とお腹の赤ちゃんを守るためにもシートベルトは締めましょう。
万が一、交通事故にあってしまった場合の被害を抑えることができます。
腰のベルトのみの着用は行わず、腰のベルト、肩のベルトともに着用することが必要です。
肩のベルトは胸の間からお腹の側面に通し、腰のベルトはお腹のふくらみを避けて腰骨のできるだけ低い位置に通します。
シートベルトの締め方が間違っていると、万が一急ブレーキをかけたときにお腹にシートベルトが食い込み、圧迫してしまうからです。
お腹の圧迫が気になる方にはシートベルトの補助グッズも売っているので、車通勤の人は1つ持っておくといいかもしれません。
妊娠中の 通勤緩和措置
交通機関の混雑による苦痛は、つわりの悪化や流・早産等につながるおそれがあります。妊娠中の女性労働者は、ラッシュアワーの混雑を避けて通勤することができるように、以下のような措置を受けることができます。 医師等から通勤緩和の指導があった場合には、「母性健康管理指導事項連絡カード」を活用し、会社に報告することも効果的です。
(厚生労働省委託 母性健康管理サイトより)
男女雇用機会均等法によって母性健康管理の措置というものが定められています。通勤緩和には次のような措置があります。
- 勤務時間の短縮(30分~1時間)
- フレックスタイム制度の適用
- 交通手段・通勤経路の変更
通勤緩和はいつから使えるか
妊娠を上司に報告さえしておけばいつでも交渉できます。
できれば母子手帳の交付を受け、母子手帳の中にある「母性健康管理指導事項連絡カード」に医師の記入を受けて会社に提出するのが望ましいです。
お腹が大きくなるのは妊娠中期からですが、妊娠初期からつわりなどで体調が悪くなってしまうこともあります。
通勤に不安を感じている方は医師にはやめに相談し、会社と交渉しましょう。
不当な処遇を言い渡されたときは
昔に比べると妊娠への理解は深まってきていると感じていますが、中には理解してくれない経営者や上司がいるかもしれません。
しかし、事業主は妊娠中の女性が医師から受けた指導事項を守ることができるように母性健康管理措置を講じることが男女雇用機会均等法によって定められています。
大企業などの福利厚生が整っている会社だけではなく、事業の規模や業種を問わずに事業主の義務となっているのです。
例えば一方的に正社員からパートへ切り替えることや不当に減給するなど、妊娠・出産等を理由に不利益になるようなことを事業主が強要してはなりません。
これはいわゆるマタニティハラスメント(通称:マタハラ)に該当します。
まずはご自身の会社にある就業規則に母性健康管理措置に該当する項目が定められているか確認しましょう。
社内の人事部や相談窓口があれば報告します。
そんなものはないという場合には、労働局の雇用環境均等室での無料相談もできます。一人で悩まずに早い段階で相談してくださいね。
【まとめ】通勤の工夫はできるけど、無理はしないが鉄則
妊娠中の通勤はどの交通手段を使っても危険が伴うものです。
確かに妊娠は病気ではありませんが、通勤時のストレスや体への負担は相当なものですよね。
妊娠初期はつわり、中期以降はお腹の張りや貧血などがあります。
人や時期により辛いポイントは様々ですが、しんどいことに変わりありません。
辛いと感じたら、会社と医師に相談し、通勤緩和の措置を上手に使って産休入りまで乗り切りましょう。
私もあと3ヵ月ほど通勤ラッシュに負けずに頑張ります!
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