学資保険いまさら入る意味ある?

マネー

こんにちは、しなもんです。

私の会社には出入りの保険レディがたびたび来ます。

なるべく目も合わせないし、お菓子の釣りにも引っかからないようにしてきました。

しかし、上司への取り次ぎをした際に名前を覚えられ、見た目で妊婦と分かる私に勧誘してきました。

保険レディの彼女が私にオススメするのは「学資保険」です。

皆さんも子どもが生まれときに学資保険のこと考えたことありませんか?

学資保険が必要か、不必要か…

さまざまな方面から議論されていますが、私なりに学資保険や教育資金の準備について考えてみました。

学資保険を検討している人、勧誘を受けたけど悩んでいる人にぜひ読んでいただきたいです。

そもそも学資保険ってどんな保険?

親になると「大事な我が子の将来のためにお金を貯めたい」と考えます。

特に高校や大学に通う年齢になれば、多額な学費が必要なのは分かりますよね。

子どもの学費=「教育資金」を貯蓄するための保険が「学資保険」なのです。

特徴①保険料の払込免除

学資保険の1番のメリットは「保険料の払込免除」です。

契約者となる親が万が一死亡した場合、以降の保険料が免除になります。

特徴②子どものケガや病気の医療保障

保険会社や学資保険の商品にもよりますが、子どものケガや病気の医療保障がついている学資保険もあります。

特徴③強制的に教育資金を準備できる

「銀行の口座に毎月お金を貯めていく。」

一見簡単なことのように思えますが、私も含めて実際はできない人がたくさんいます。

なぜなら銀行の預金はいつでも、どこでもお金を引き出せてしまう仕組みだからです。

「今月使いすぎちゃった」

「どうしても欲しいものがある」

誘惑に負けてしまったら、貯めておいたお金に手を出してしまうかもしれません。

保険にしてしまえば、銀行の口座から強制的に貯蓄されていき、お金を引き出すことが難しくなります。

特徴④税金面でのメリット

学資保険は生命保険に該当します。

年末調整のときに払い込んだ保険料によって生命保険控除を受けることができますね。

また、学資満期金は一時所得として所得税の対象になることがあります。

その場合もこれまでに払った保険料と受け取った学資満期金の差が50万円以下の場合は非課税で受け取ることができます。

学資保険の問題点

保険レディが提案書を勝手に作って持ってきたので目を通してみました。

提案書から見える学資保険の問題点を考えます。

今回提案を受けたのは契約者=私、被保険者=4歳息子のパターンです。

大学入学前に100万円、以降1年ごとに50万円が4回の合計300万円が受け取れる学資保険です。

支払保険料は月17,400円(息子が4~17歳の14年間)、総額2,923,200円。

いちおう保険会社や商品名は伏せておきます。

問題点❶返戻率が低い

今回の提案でいくと、返戻率は以下のようになります。

学資として受け取る金額300万円÷支払保険料総額292.3万円=約102.62%

これでは14年間お金を預けておいて8万円(2.62%分)しか増えない計算。

1年間でどのくらい増えるかというと約0.36%です。

この数字を多いとみるか、少ないとみるかは人によります。

私個人としては「少ない」と考えます。

問題点❷中途解約すると損をする

人生何が起こるかわかりません。

加入時は無理なく保険料を払えると思っていても、

  • 勤めている会社が倒産
  • リストラ
  • 病気
  • 親の介護

などで、現在の収入が維持できなくなる可能性があります。

保険料が払えなくなった場合は中途解約を選択することになります。

その場合、解約返戻金は支払った保険料よりも少ないことがほとんどです。

問題点❸元本保証の商品ではない!

私が受けた提案の返戻率は102.62%でしたが、商品によっては返戻率が100%に満たないものも存在しています。

学資保険はただの積立貯蓄ではありません。

「保険」と名のつく金融商品なので、支払った保険料がそのまま積立されず、保障部分のコストを抜かれてしまうのです。

10年以上長期でお金を預けていたのに増えないどころか減ってしまうなんて酷すぎませんか?

それなら銀行の定期預金のほうがいいと私は考えてしまいます。

問題点➍金利・物価上昇に対応できない

学資保険は契約したときの予定利率が満期まで、固定で運用されます。

今はマイナス金利の時代ですが、10年先のことはだれにもわかりません。

世の中の金利上昇が起こったとしても、学資保険の金利は今のままの利率です。

つまり、将来の金利が上がってしまったときは損をすることになってしまうのです。

最近では国公立大学の学費が値上げするなどの報道があります。

10年後の教育費が値上がりした場合も、学資保険だけではまかないきれない事態も発生します。

それでも学資保険に入りたいなら

学資保険の特徴と問題点について紹介してきました。

それをふまえて学資保険に入りたい人へ向けて、お得になる方法を教えます。

シンプルな保険を選ぶ

シンプルイズベスト!無駄な特約が付いていないものを選びましょう。

  • 育英年金特約
  • 医療保険特約
  • 傷害特約
  • 災害特約

上記のような特約がついていると元本割れする可能性が高いです。

無駄な特約が付いていると保険会社としては保障のコストがかかるので、返戻率が悪くなります。

親も子も年齢が若いほど保険料は安くなる

通常の生命保険と同様に契約者である親、被保険者となる子どもの年齢が若いほど保険料は安くなります。

妊娠中から学資保険を検討しているのであれば、生まれてすぐに学資保険に加入することで保険料が安くなるのです。

保険料の払込期間を短くする

保険料を17歳までに支払うのか、10歳までに支払うのかによって返戻率は変わります。

10歳までに保険料の支払いを終えたほうが、返戻率が上がります。

保険料を月払から年払にしたり、契約時に一括で保険料を支払ったりする場合も返戻率が高くなります。

受取時期を後にする

学資金の受け取り方法は2パターンあります。

  • 18歳のときに一括で受け取る
  • 複数回に分けて受け取る(例:18歳100万円、19歳以降年1回50万円×4回など)

一括で受け取りするよりも、複数回に分けたほうが受取総額が多くなります。

クレジットカード払いにする

返戻率が直接的に上がるわけではありませんが、クレジットカード払いにすればポイントが貯まります。

私が提案されたパターンでいくと14年間で292万円の保険料支払いでしたね。

ここに1%クレジットカードのポイントが付くとしたら29,200円分のポイントがつくことになります。

 【まとめ】学資保険はいまさら入る意味はない

学資保険必要、不要どちらだと考えましたか?

私はやはり不要派です。

特に4歳の息子をいまさら学資保険に入れたいとは思いません。

提案を受けた保険はシンプルな保険で、提案書上は元本割れしなさそうです。

とはいえ、年間0.36%しか増えないのであれば別の運用手段のほうが良いのではないかと考えます。

低金利の今、学資保険で大きな教育資金を受け取ることは難しいです。

じゃあどんな方法で将来の教育資金に備えるんだよってなりましたか?

学資保険以外で教育資金を貯める方法については、今度別の記事で紹介していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました