こんにちは、しなもんです。
息子も新年度から年中さんになりました。
保育園も5年目に突入です。
息子が通っている保育園では「異年齢保育(縦割り保育ともいう)」を取り入れています。
周りに聞いてみたら珍しい取組みのようなので、異年齢保育の特徴や体験談をご紹介します。
Contents
異年齢保育ってなに?
通常の保育園ですと、「0歳児クラス」、「1歳児クラス」…というように同じ年齢の子どもたちでクラス分けがされていますよね。
異年齢保育は同じクラスで年齢の異なる子どもたちを一緒に保育すること をいいます。
そのため「縦割り保育」、「混合保育」などと呼ばれることもあるそうです。
異年齢保育は導入している保育園や幼稚園など園によって運営方法が違います。
異年齢保育のいいところ
兄弟がいなくても年上・年下との関わりが学べる
今は少子化の時代。
家庭の中でも兄弟姉妹の関わりや近所のお友達と関わる機会も以前より減っています。
たとえ一人っ子だったとしても、クラスの中で年上の子、年下の子がいることで人とのかかわりを学ぶ機会が多くなります。
年上の子たちのメリット
年上の子たちは年下の子たちに自然と遊びを教えたり、お世話をしたりする機会ができます。
ときには先生に代わって指導をしたり、危険なことから守ってくれようとしたりと責任感が芽生えます。
年下の子たちのメリット
年下の子たちにとって年上の子たちは目標や憧れの存在です。
近くで一緒に過ごすことでたくさんの刺激を受け、何かに挑戦しようとしたり、いろんなことに興味関心が湧いてきます。
生まれた時期による差を感じにくい
同じ年齢とはいえ、4月生まれの子と3月生まれの子では体格や発達の段階にも差が出ますよね。
同じ年齢の子しかいないクラスだと早生まれの子はできないことがあったり、お世話される機会が増えたりします。
こういった環境だとコンプレックスを抱きやすいです。
逆に4~6月4生まれの子にとっては活動が物足りないと感じることもあります。
異年齢保育のクラスだとそういった差を感じにくいと考えられています。
クラスの中で発達段階が近い子同士で一緒に過ごすこともできます。
また、クラスの中でお世話する立場、お世話される立場を経験することができます。
実際に預けてみた体験談
クラス分け
息子の通う保育園は近い年齢同士でグループ分けをする運営方法です。
- 0歳児クラス
- 1~2歳児クラス
- 3~5歳児クラス
お互いの関係性が学べるのは幼児期の3~5歳児クラスです。
年長さんの子たちがしっかりしている
クラスの中のお兄さんお姉さんとして年長さんはすごくしっかりしていると感じています。
(もちろん個人差はあるのですが…)
お散歩の写真を見ても、いつも年少・年中の子の手をつないでいました。
他にもこんな事例があります。
- 朝保育園にいくと迎え入れてくれる
- お迎えに行くと声をかけてくれる
- 年長さんだけの当番がある(食事やお昼寝の準備)
- 帰る前の片づけを手伝ってくれる
- 遊びを教えてくれる(知育おもちゃの使い方とか)
うちの息子がこういう存在になれるかはまだわかりません。
今回4月に年中に上がったことで、年少の子がプラレールの遊び方をマネしているんだとか。
少しずつ何かを教えたり、一緒に何かをする経験をすることで社会性や責任感が身に付いたらいいなと考えています。
どんな遊びをしている?
- お店屋さんやままごとなどのごっこ遊び
- ボードゲームやトランプなどのカードゲーム
よく日常の保育の様子を写した写真にはこんな遊びをしているシーンが多くあります。
どちらにしても年長の子が遊びのルールを決めたり、教えてくれているようです。
【まとめ】異年齢保育は人との関わりを学べるチャンスが多い!
なかなか他の年齢の子と関わる機会って普通に過ごしていると少なくなっています。
私自身、ママ友と呼べる人もいない中で異年齢の子ども同士で遊ばせる経験をさせてあげることができない環境です。
異年齢保育に取り組んでいる保育園に入園できたことで少しずつ社会性が身につくような体験をさせてあげられるなと考えています。
いままで一人っ子だった息子にとってもクラスのなかに兄弟姉妹がいるような環境にいることで、いろんな体験ができているようです。
保育園の先生方にとってはこの運営方法は大変じゃないのかなと思うことはありますが、やはりプロの方々なので上手にクラス運営をしていただいているなと日々感じています。
保育園選びをしている中で、異年齢保育をしている園があったときの参考になれば幸いです。
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