こんにちは、しなもんです。
妊娠初期から仕事と家庭の両立はなかなかハードモードです。
私自身の仕事は事務なので基本デスクワークでラクなはずなのですが、今でも帰宅後にヘロヘロになりながら息子の世話をして、力尽きて気絶するように眠りにつきます。
つわりが軽いほうだったのは幸いですが、それでも体力も精神もゴリゴリ削られる日々でした。
私なりに妊娠中の仕事をするうえで心がけていたことをまとめてみましたので、紹介していきます。
Contents
妊娠中に仕事をするうえで心がけること①早めに妊娠報告をする
いつ、誰に報告するのかというのは悩むところですよね?
直属の上司への報告は心拍が確認できた頃がいいと私は考えています。
まず、妊娠中は体調を自分でコントロールすることが難しいからです。
つわりの重い・軽いもなってみないとわからないし、今日は良くても明日はダメなんてこともザラにあります。
1人目の子の妊娠時に大丈夫だったからといっても、2人目以降の妊娠時のつわりや体調がどうなるかなんて誰も予想できません。
突然休むときにどうするのか、産休前に人が呼べるのか…
上司としても人事の手配をしたり、今後仕事の割り振りを考えたりと時間が必要です。
通勤緩和や産前時短勤務などの制度を使うための第一歩なので、直属の上司には早めに行いましょう。
妊娠中に仕事をするうえで心がけること②仕事は普段から同僚と共有する
私はなるべく自分にしかできない仕事は無くすように心がけています。
属人的な業務が多いと急に休んだときに混乱を招くからです。
まずは普段から自分がこんな業務をやっていると共有しておきましょう。
そして、自分にしかできない仕事は徐々にマニュアルを整備しておきます。
業務のマニュアルは産休に向けて後任者に引き継ぎする際にも必要なものですし、誰もが見られる場所に保管しておけば急な休みにも対応できます。
マニュアルは初見の人でも見たらすぐにできる状態にしておくのがベストです。
妊娠中に仕事をするうえで心がけること③通勤が辛いとき通勤緩和措置を使おう
私は仕事そのものよりも通勤がしんどい日が多いです。
満員電車で通勤するのは健康な人でも辛いはず、妊婦さんであれば尚更のことです。
厚生労働省では妊娠中の通勤について以下のような措置を取ることを推奨しています。
確保すべき必要な時間
・始業時間及び終業時間に各々30~60分程度の時差を設けること。
・労働基準法第32条の3に規定するフレックスタイム制度を適用すること。勤務時間の短縮
・勤務時間の短縮については、1日30~60分程度の時間短縮
交通手段・通勤経路の変更
・混雑の少ない経路への変更
(妊娠中の通勤や職場での過ごし方|妊娠・出産をサポートする 女性にやさしい職場づくりナビ のサイトより引用)
交通機関の混雑はとても苦痛ですし、ストレスのたまるものです。
つわりの症状が悪化したり、流産・早産のリスクが高まる恐れもあります。
私の場合は始発駅まで行ってから、始発電車を待つ列に並んでいます。
80%くらいの確率で座ることができています。
到着は始業時間ギリギリになっていますが、ダイヤ乱れで遅刻しそうなときは早めに連絡を入れるように心がけています。
妊娠中に仕事をするうえで心がけること④体調が悪いときは勇気を出して休もう
なんだか体調が悪いなと思うときは勇気を出して休みましょう。
無理をして1番つらいのは「自分自身」です。
業務中につわりの症状が出ているときやお腹が張って苦しいときは一旦休憩を取りましょう。
私もこまめに休憩をとるように心がけていました。
- トイレにこもって目を閉じる
- 水分をこまめに取る
- 食べづわりで気持ちが悪いときは軽食を食べる
職場で横になれる場所がなかったり、休憩室も賑やかな時間帯があったりして休まらないことも多々ありますが、無理して仕事に打ち込むほうが危険です。
きちんと周りに事情を説明して理解してもらえるようにしてくださいね。
医師から休憩についての指示があるときは職場と相談し、休憩の回数や時間を相談して必要な措置をとってもらうようにします。
無理をするとかえって症状が悪化してしまうこともありますので、自分の体調に気を付けて業務を行いましょう。
母子健康管理指導事項連絡カードを活用しよう
私自身は母子健康管理指導事項連絡カード(以下、母健連絡カード)を使うことはありませんでしたが、この制度のことは知っておいて損はないです。
母子連絡カードとは…
仕事を持つ妊産婦の方が医師等から通勤緩和や休憩などの指導を受けた場合、その指導内容が事業主の方に的確に伝えられるようにするために利用するものです。
女性労働者からこの「母健連絡カード」が提出された場合、事業主の方は「母健連絡カード」の記載内容に応じた適切な措置を講じる必要があります。
母性健康管理指導事項連絡カードについて|妊娠・出産をサポートする 女性にやさしい職場づくりナビ
上記のサイトにひな型のワードファイルとPDFファイルが掲示されています。
また、母子手帳にも母子連絡カードのページがありますので確認してみてください。
【母子健康管理指導事項連絡カードの使い方】
- 妊娠中の健康診査によって通勤緩和や勤務時間の短縮などの措置が必要だと認められる場合、主治医が必要な事項を書いて渡してくれます。
- 次に事業主(職場)に母子連絡カードを提出します。
- 事業主は母子連絡カードの内容に基づき、必要な措置を講じます。
【まとめ】妊娠中の仕事は体調管理が第一!
私なりに妊娠中の仕事について心がけること4つをまとめてみました。
- 早めに妊娠報告をしよう
- 仕事は普段から同僚と共有する
- 通勤が辛いとき通勤緩和措置を使おう
- 体調が悪いときは勇気を出して休もう
私がなによりお伝えしたいのは、
「今優先すべきは仕事ではなく、お腹の赤ちゃんと自分自身」だということです。
体調管理を第一に考えて、無理しないようにしてほしいと願っています。
もし周りに働く妊婦さんがいたときも、やさしく見守ってもらえたら嬉しいです。
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